海外出張や国際会議、オンラインミーティングなど、ビジネスシーンで最初に必ず必要になるのが「自己紹介」。
第一印象は数秒で決まると言われており、自己紹介がスムーズにできるかどうかで相手の印象は大きく変わります。
しかし実際には、
「名前と会社しか言えない…」
「役職や仕事内容を英語でどう説明すればいい?」
「緊張して会話が続かない…」
そんな悩みを持つ方も多いはずです。
安心してください。自己紹介に必要なのは 定型フレーズ です。
名前、会社、役職、仕事内容、挨拶の流れを押さえておけば、どの場面でも自信を持って自己紹介できます。
この記事では、ビジネス英語の自己紹介フレーズ100選 をシーン別に紹介し、さらに「英語豆知識」で表現のコツも解説します。
名前と基本の挨拶
フレーズ
- Hello, my name is Taro Yamada.
(こんにちは、山田太郎と申します) - Nice to meet you.
(はじめまして) - It’s a pleasure to meet you.
(お会いできて光栄です) - I’m from Tokyo, Japan.
(日本の東京から来ました) - Please call me Taro.
(太郎と呼んでください)
💡 英語豆知識
- Nice to meet you は初対面専用。再会時は Nice to see you again。
- It’s a pleasure〜 を使うとフォーマルで好印象。
- call me〜 は親しみやすさを演出できる。
会社・部署・役職を紹介する
フレーズ
- I work for ABC Corporation.
(ABC社に勤めています) - I’m with the sales department.
(営業部に所属しています) - I’m the manager of the marketing team.
(マーケティングチームのマネージャーです) - I’m in charge of overseas clients.
(海外顧客を担当しています) - I specialize in IT solutions.
(ITソリューションを専門にしています)
💡 英語豆知識
- I work for〜 は会社名に使う。at は勤務地に使う。
- in charge of〜 = 「〜を担当」。肩書き説明に便利。
- specialize in〜 は専門性を示すときに有効。
自分の仕事内容を説明する
フレーズ
- I’m responsible for product development.
(製品開発を担当しています) - I handle customer support.
(顧客サポートを担当しています) - My main role is project management.
(主な役割はプロジェクト管理です) - I coordinate international projects.
(国際プロジェクトを調整しています) - I focus on new business development.
(新規事業開発を中心に担当しています)
💡 英語豆知識
- responsible for〜 = 責任がある。信頼感を与える表現。
- handle = 扱う。業務範囲を説明する万能動詞。
- focus on〜 = 注力している。戦略的な印象を与える。
会話を広げる質問
フレーズ
- How long have you been with the company?
(その会社にどのくらい勤めていますか?) - What do you think of Tokyo?
(東京についてどう思いますか?) - Is this your first time in Japan?
(日本は初めてですか?) - How was your flight?
(フライトはいかがでしたか?) - I look forward to working with you.
(ご一緒できるのを楽しみにしています)
💡 英語豆知識
- look forward to〜ing = 定番の丁寧表現。
- 質問を添えると会話が自然に広がり、好印象。
自己紹介で避けたい表現
- I’m a salaryman. ❌
👉 英語では通じない。正しくは I work for a company. - My company is normal. ❌
👉 意味不明。Our company is mid-sized, with about 500 employees. - I’m company man. ❌
👉 忠誠心が強い人というニュアンスで誤解される。
自己紹介フレーズの覚え方
- 型を暗記する
「名前 → 会社 → 役職 → 業務内容 → 挨拶」で1分以内に。 - バリエーションを持つ
formal(It’s a pleasure to meet you.)とcasual(Nice to meet you.)を使い分け。 - 声に出して練習
録音してスムーズに言えるかチェックする。
まとめ
ビジネスでの自己紹介は、難しい文法より 型を知って準備すること が大事です。
- 名前と会社を伝える
- 役職・仕事内容を説明する
- 質問で会話を広げる
この流れをマスターすれば、初対面でも安心して臨めます。
👉 明日からはこの記事のフレーズを声に出して練習し、自信を持って自己紹介してみましょう!


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