海外旅行や出張で外食をするとき、最も緊張するのが「レストランでの英語」です。
入店、注文、料理のリクエスト、支払いまで、一連の流れで必要な英語は多岐にわたります。
しかし実際には、レストラン英語も 定型フレーズの繰り返し。
複雑な文法は不要で、決まり文句を覚えておけば安心して対応できます。
この記事では、レストランで必ず使う英語フレーズ100選 をシチュエーション別に紹介。
さらに、ネイティブの自然な表現や単語の使い分けを「英語豆知識」として解説し、英会話にも試験対策にも役立つ内容に仕上げました。
入店時
基本フレーズ
- A table for two, please.
(2名です) - Do you have a reservation?
(ご予約はございますか?) - I have a reservation under the name of Tanaka.
(田中の名前で予約しています) - Could we sit by the window?
(窓際の席にしていただけますか?) - How long is the wait?
(どのくらい待ちますか?) - Is there a smoking area?
(喫煙席はありますか?)
🍴 英語豆知識
- A table for〜 は超定型表現。「人数+please」でOK。
- reservation (米) / booking (英) → ホテルと同じ違い。
- wait は名詞でも動詞でも使える。 There is a 20-minute wait.(20分待ちです)
メニューを確認する
基本フレーズ
- Could I see the menu, please?
(メニューを見せていただけますか?) - Do you have an English menu?
(英語のメニューはありますか?) - What do you recommend?
(おすすめは何ですか?) - What’s today’s special?
(本日のおすすめは何ですか?) - Does this dish come with soup or salad?
(この料理にはスープかサラダが付きますか?) - Is this spicy?
(これは辛いですか?) - What’s in this dish?
(この料理には何が入っていますか?)
🍴 英語豆知識
- special = 特別料理。レストランでは「本日のおすすめ」。
- dish = 「皿料理」、meal = 「食事全体」。
- come with = 「〜が付く」。セットメニュー表現で頻出。
注文する
基本フレーズ
- I’d like the steak, please.
(ステーキをお願いします) - I’ll have the pasta.
(パスタにします) - Could I get a Caesar salad?
(シーザーサラダをいただけますか?) - Could you make it medium rare?
(ミディアムレアでお願いします) - Could we have some water?
(水をいただけますか?) - Could I have a glass of red wine?
(赤ワインを一杯いただけますか?) - Could I have the same as that?
(あれと同じものをください) - Could you bring the check, please?
(お会計をお願いします)
🍴 英語豆知識
- I’ll have〜 は注文時の定番フレーズ。未来形ではなく「決定した」というニュアンス。
- rare / medium rare / well-done → ステーキの焼き加減の表現。
- check (米) / bill (英) → 「会計」の言い方の違い。
リクエスト・追加注文
基本フレーズ
- Could I have some extra napkins?
(ナプキンを追加でもらえますか?) - Could I get some ketchup?
(ケチャップをいただけますか?) - Could I have a fork instead of chopsticks?
(箸の代わりにフォークをいただけますか?) - Could you make it less salty?
(塩分控えめにしていただけますか?) - Could we get another bottle of water?
(水をもう一本いただけますか?)
🍴 英語豆知識
- extra = 「追加の」、another = 「もう一つ」。微妙なニュアンス違いに注意。
- instead of = 「〜の代わりに」。実用性が高い表現。
- less / more = 「控えめ/多めに」。注文のカスタマイズで便利。
トラブル対応
基本フレーズ
- Excuse me, this isn’t what I ordered.
(すみません、これは注文したものと違います) - This soup is cold.
(スープが冷めています) - There’s something wrong with this dish.
(この料理に問題があります) - Could you change it, please?
(交換していただけますか?) - I think the bill is wrong.
(会計が間違っていると思います)
🍴 英語豆知識
- wrong は「間違い」だけでなく「不具合」の意味もある。
- Excuse me は呼びかけにもクレームにも万能。口調でニュアンスを調整する。
支払い
基本フレーズ
- Could we have the check, please?
(お会計をお願いします) - Is service charge included?
(サービス料は含まれていますか?) - Could I pay by credit card?
(クレジットカードで払えますか?) - Do you split the bill?
(割り勘できますか?) - Could I get a receipt?
(レシートをいただけますか?)
🍴 英語豆知識
- tip / gratuity = チップ。アメリカでは必須、アジアや欧州では地域差あり。
- split the bill は割り勘。イギリスでは go Dutch も使う。
- receipt(正式な領収書)と check(レストラン伝票)は区別。
レストラン英語の覚え方
- 注文フレーズを暗記:「I’ll have〜」「Could I get〜」を口癖に。
- 数や形容詞を活用:「extra napkin」「less spicy」「more sauce」。
- トラブル用表現を準備:料理や会計のクレームは定型句で十分。
- 試験対策にも活用:TOEIC・英検でも food, order, bill, service は頻出。
まとめ
レストランでの英語は、複雑な会話よりも 定型フレーズ がほとんど。
今回紹介した100フレーズを押さえれば:
- 入店
- メニュー確認
- 注文
- 追加リクエスト
- トラブル対応
- 支払い
すべて安心してこなせます。
👉 今日から1日10分で声に出して練習してみてください。
次の海外旅行や出張で、食事の時間がもっと楽しくなるはずです。


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